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春日井市は、水道事業経営戦略（計画期間２０１８〜27年度）の中間見直し案を公表した。東山ポンプ場の建設に合わせて一部の施設の更新時期を変更した他、現状の計画のままで今後30年が経過すると更新する管路が急増するため、前倒して整備を進めるなどの内容を盛り込んでいる。
　東山ポンプ場は、配水管の効率的な維持管理体制などの構築のために整備する。完成予定時期は26年度。同ポンプ場建設に伴い送水ルートを変更するため、同工事に関連する工事などを今後５年以内に行うよう変更した他、一部の工事を計画期間外となる28年度以降にした。
　今後５年以内では、神屋西・中・東配水場や、明知配水場、内津配水場の電気計装設備老朽化更新を行う。28年度以降に変更したのは、東山配水場の監視制御装置老朽化更新や高蔵寺中区配水場の電気計装設備老朽化更新、西尾ポンプ場の自家発電老朽化更新など。
　管路の更新については、およそ53〜83年度の間で年間延長50�`以上の工事が必要となる見込み。これを事業費や事業量の平準化に向けて前倒して整備を進めるとした。見直し後の計画では、年間15億円を投資して延長18�`を更新していく。
　中間見直しに当たっては、12月16日まで変更案へ意見を募集している。意見の提出先は上下水道経営課、電話　０５６８（８５）６３４７。


提供：建通新聞社