四万十町は観光交流拠点施設の設計に向けた基本計画、基本設計者を選定する公募型プロポーザル手続きを開始した。施設の配置や周辺道路を検討し、配置案などの簡易な設計図を作成するとともに、事業用地での整備・運営に関連する事業コンセプト、基本的な考え方、運営方針などを含めた基本計画を策定する。
参加申込書や企画提案書などの提出書類を11月25日まで受け付けた後、11月30日にプレゼンテーション方式の審査会を実施し、審査結果を12月初旬に書面で通知する。
資格は特に設けておらず、コンサルや工事会社を含めあらゆる法人が参加可能で、幅広いアイデアを求める。入札参加資格の有無も問わない。履行期間は2023年2月28日まで。見積もり限度額は855万1400円。
高速道路の延伸を契機に、四万十町中央インターチェンジから窪川、大正、十和地区への人の流れをつくるために花などをテーマとした取り組みを全町的に展開。事業・拠点施設を整備することで、新たな観光客などを含め町内での滞留・滞在を推進することを目的としている。
建設予定地は平串で、道の駅「あぐり窪川」(平串284ノ1)の後背地。敷地面積は約1万2000平方b。
提供:建通新聞社