建通新聞社
2022/11/17
【大阪】吹田市 北千里駅前23年度にも都市計画決定
北千里駅前の再開発事業を計画している吹田市は、同事業の環境影響評価提案書を提出した。今後、同市環境影響評価審査会での審議を経て2023年度中の都市計画決定を目指す。
同地区市街地再開発準備組合の構成員は、大阪府都市整備推進センターの他、千里北センター、吹田市、個人などの地権者など。都市計画決定後に本組合を設立し、工事・業務を事業者に発注する。
現時点での工事計画では、駅前の交通・商業機能の維持を目的として、26〜27年度に解体工事、27〜29年度に建設工事の初弾をそれぞれ行い、29〜31年度に残りの解体工事を実施。30年度から再び建設工事を行い、34年度中の完成を目指す。
事業計画地の敷地面積は約3万5010平方b。商業・公益棟(敷地面積約1万4000平方b)と住宅・商業棟(約1万0300平方b)の他、駅前交通広場や道路など(約1万0710平方b)で構成。
商業・公益棟は高さ約30b、延べ床面積4万0400平方b程度を想定。商業施設(具体的な店舗は未定)の他、大阪府都市整備推進センターのオフィス、公益施設(コミュニティセンターとしての機能)、駐車場などが主要な用途となる。
住宅・商業棟は高さ約123bのツインタワーで、延べ床面積約8万2000平方b程度を想定。用途は住宅(約700戸)の他、商業施設や駐車場など。