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　福井市は１４日、市役所本館で、「令和４年度福井市技能功労者表彰式」を執り行った。１９８２年から表彰を行っており、今年で４１年目。他の技術者の模範となるような優れた技能を有し、後継者の育成と市の産業発展に貢献している技能者を「福井市技能功労者」として表彰し、技能継承と業界発展につなげるのが狙い。
　今回の受賞者は元山和彦（元山内装工業）、漆崎信一（漆崎機業場）、井部秀一（北陸設備工業）、市波幹生（幹生左官）、猪股光一（光一）、帰山邦治（クイスト）、木戸口義明（マルキヤ宣広社）、高橋隆義（高橋建築）、松谷亨（初味寿司）の９人（敬称略）。
　式ではまず、東村新一市長が一人ひとりに表彰額を手渡し、「皆様の功績を広く若者に発信し、その技能を継承することで、魅力ある産業の育成に取り組みたい。本日の受賞を１つの契機に、今後も熟練の技に磨きをかけ、さらなるご活躍を」と式辞を述べた。
　続けて、市議会議長の代理として村田耕一副議長が祝辞を送り、最後には、受賞者を代表して高橋氏が謝辞を述べた。
　なお、技能功労者を紹介するパネル展を、２２日から２９日までショッピングシティベル２階くらしの地域情報センターで、１２月１４日から２０日までアオッサ１階アトリウムで、１月１１日から１６日まで市役所１階市民ホールでそれぞれ開催する。