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建通新聞社四国
2022/11/14

【香川】県 円座香南線香南の橋梁設計を1月

 香川県高松土木事務所は、空港連絡道路・県道円座香南線香南工区の県道三木綾川線をまたぐ高架橋の詳細設計業務に着手する。道の駅「香南楽湯」から南側に架ける橋梁で2023年1月に公告する公募型プロポーザルを経て設計者を決める。同時期に盛土アプローチ部の詳細設計を指名競争入札を経て委託する。
 橋梁は三木綾川線の北側と南側に分けて設計を実施する。南側区間は高松市香南町横井の道の駅「香南楽湯」から南に延長220b。そのうち橋梁区間が橋長165bで残りが盛土アプローチ部。幅員は25bで本線2車線、沿道アクセス道路2車線、両側歩道。予備設計を長大高松支社(高松市)で進めており、12月19日の納期でまとめる。
 北側区間は橋長485b、幅員は南側と同じ。上部形式はプレストレストコンクリート3径間連結コンポ桁、プレストレストコンクリート6径間連結プレテンションT桁、鉄筋コンクリート4径間連続中空床版、鋼3径間連続箱桁の複合構造橋。橋梁までは延長200bの盛土アプローチ部で結ぶ。橋梁の詳細設計は日本工営四国支店(高松市)が担当した。
 県は22年度、三木綾川線交差区間に架ける橋梁の下部工3基を施工中。過年度に逆T式橋台1基と張り出し式橋脚1基を施工済み。23年度以降、下部工を順次発注していく。
 香南工区は、県道岡本香川線から県道高松空港線までの延長5・9`。そのうち、現道との交差点から市道香川綾南線までの延長1・2`を今年4月に供用した。
提供:建通新聞社