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　高知県は、新型コロナウイルスの影響で中断していた高知龍馬空港の国際線ターミナル整備に向けた検討を再開する。早ければ年内に検討会を開き、今後の方向性を協議する。
　国際線ターミナル整備に当たっては、総工事費28億５０００万円をかけ、鉄骨造２階一部３階建て延べ３９３１平方�bの施設を建設する考えで、２０２０年３月に基本・実施設計の公募型プロポーザルを公告した。しかし、同時期に新型コロナウイルスの流行が始まり、航空需要の低迷などを受け、設計者の募集も停止し、事業そのものも２年以上中断していた。
　しかし、ここに来て世界の航空需要の回復がみられ、アフターコロナへの備えが求められていることから、改めて国際線ターミナル整備についての検討を再開する。今回の検討会ではターミナルを建設するかどうかの協議や、建設する場合の規模や機能をどうするかといった内容を改めて議論する。
提供：建通新聞社