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　滋賀県長浜土木事務所木之本支所は、管内で進めている国道303号の道路改良整備において、改築のため新設が必要となる木之本町杉野・金居原他2ヵ所の消雪施設の整備に取り組む。22年度は消雪施設の詳細設計を委託し23年1月にもまとめ、事業費が確保できれば23年度以降、施工中の本線改良工事と工程を調整しながら順次、整備を行っていく考えだ。
　22年度にアーステック（長浜市）に委託（10月5日開札）した国道303号補助道路整備設計業務では、2ヵ所の消雪施設について詳細設計業務を実施。1ヵ所は木之本踏切の拡幅に伴い整備が必要となる木之本町木之本地先の木之本踏切〜国道8号交差点までの延長100�b規模の消雪散水装置と、もう1ヵ所は木之本町杉野地先の蕨橋手前〜木之本町金居原地先までの延長650�b規模の消雪散水装置。詳細設計は23年1月頃をメドにまとめる見通し。
　本線の国道303号改良整備は22年度、音羽地先や金居原から杉本までの区間などで施工中。国道303号補助道路整備事業の去る7月の債務負担行為補正予算では期間23〜24年度、23年度以降分5億2000万円（22年度分1億3000万円）を措置している。施工場所は長浜市木之本町音羽、木之本町金居原〜木之本町杉野、木之本町杉野〜木之本町杉本、西浅井町岩熊〜西浅井町塩津浜、高島市今津町北生見〜今津町保坂―。

提供：滋賀産業新聞