県土整備部は8日、22年度優良建設工事53件の表彰者を決定し公表した。「優良技術者」とともに、年明け以降に開く「第22回住みよい県土づくり表彰式」で知事表彰する。(●面に一覧)
選考対象は21年度に完成検査した予定価格500万円以上の建設現場696件。今年度は建築系(建築・設備)部門を創設し、評定方法が異なる土木系と切り離して5件を選んだ。
選定基準は土木系がおおむね86点以上、建築系が同85点以上とし、これに各発注機関の推薦現場を加えた。
表彰者数はJVや同一業者による複数受賞があるため44者。田中組はJVを含めて4件の受賞に輝いたほか、みたこ土建が3件、吉田建設と栗山組、竹内組、谷口工務店、松本建設、イワタ建設の各社がダブル受賞を果たした。
また、優良技術者は53現場に携わった監理・主任技術者の全て56人を表彰する。
今後、同部は「若手優良技術者」(35歳以下)と「優良下請負業者」を選定し、表彰式の席上で部長表彰する。
日刊建設工業新聞