県八頭県土整備事務所は、土木A級を対象にした4件の砂防工事を今冬に発注する。智頭町の小谷川などを予定しており、県議会で繰越承認を得て年明けには工事を発注する。
4件の工事は、智頭町口波多の寺谷川、智頭町智頭の小谷川、若桜町須澄の須澄川、八頭町岩渕のツツミ谷川と寺谷川の合併工事で、工事費の総額は2億8000万円を見込んでいる。このうち、智頭町の中心部で進めている小谷川は、工事用道路とダムの本体工に入ることにしており、約8000万円の規模を想定している。同町口波多の寺谷川はダム工。概算工事費は8000万円程度になりそう。
このほか、2020年度に採択された須澄川は7500万円の規模で工事用道路とダム工事を発注。岩渕地区のツツミ谷・寺谷川の合併工事はダム工で、5000万円の工事費を見込んでいる。同事務所では工事の規模を固めるなど、発注に向けた準備を進めている。
日刊建設工業新聞