建通新聞社
2022/11/08
【大阪】富田林市 新庁舎の施工者選定アンケート開始
富田林市は、新庁舎建設工事の施工者選定におけるアンケート調査を実施する。回答期限は11月22日まで。工事の発注に当たり事前に事業者から意見を求め、参加しやすい公募条件を整理し、入札方法を固めていく。新庁舎の建築工事は、現庁舎北館の解体工事と一括して2023年度第1四半期にも発注する。設備工事も本体に一括する見通しだ。
現在、実施設計を佐藤総合計画・YAP共同企業体(大阪市中央区)で進めており、本年度中に終わらせる。新庁舎の規模は鉄骨一部鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建て延べ1万5719平方bで、免震構造を採用。
1〜2階に市民交流スペースと市民利用が多い部署を設け、3階に事業系の部署や災害対策機能を設置する。4階に市長室などの特別職エリア、5階に議場などの議会エリアを配置。地下には58台分の駐車場を整備する。建設地は常盤町1ノ1。
今後、消防署庁舎、市送配水管理センターなどの施設と現庁舎南館に部署を移転し、現庁舎北館を解体。北館の跡地に新庁舎を建設する。