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建設新聞社(長崎)
2022/11/07

【長崎】県建設業協会支部青年部連合会設立総会

初代部会長に西山氏(西海興業)
   若手経営者育成、社会貢献活動、イメージアップ

 長崎県建設業協会支部青年部連合会の設立総会が2日、長崎市のサンプリエールで開かれ、初代部会長として叶シ海興業の西山潤一郎氏、副部会長として竃x内組の山下忠則氏と轄。村組の今村龍氏が承認された。初代部会長の西山氏

 初代部会長となった西山氏は、総会後に行われた建協本部常任理事会との合同懇親会のあいさつの中で、青年部連合会について「若手の経営者の育成を目指し、社会貢献活動やボランティアなどを通じて建設業のイメージアップを図り、さらなる価値向上につなげる」と説明。その上で「これまで、若手経営者の意見がなかなか伝わらないという閉塞感を感じていたが、今後は若手が話し合い、そこでまとめた考えを、協会の常任理事や発注当局に伝えていきたい。初代部会長の1年半の任期を一生懸命頑張り、会の基礎をつくりたい」と、抱負を語った。

 また今回の設立で「これまでできなかった他県青年部との交流が活発に行える」と喜び、早速、11月に沖縄で行われる九州大会や、12月に東京で行われる全国大会に参加する意向を示した。

 懇談会では、建協会長として青年部連合会の顧問も務める根〆眞悟会長が、数年前から青年部連合会の設立に向けて取り組んできたことに触れた上で「やっとこの日を迎えられた。きょうは、各支部の支部長と青年部会長という最高のメンバーが揃っている。さまざまな議論をしてほしい」と、今後の積極的な活動につながることを期待した。

 懇親会には、来賓として県土木部の中村泰博建設企画課長と、長崎大学の出水享氏(デミー博士)も参加。 

 中村課長は「これまでは、協会上層部と意見交換させていただいてきたが、今後は、青年部連合会の皆さんの声も聞いていきたい」と話し、喫緊の課題として担い手の育成≠挙げた。

 出水氏は、土木を広報・応援する活動の中で熊本や大分、鹿児島の青年部などと連携してきたことに触れ「長崎に青年部が無く寂しく思っていた。(設立を契機に)長崎の未来を創る若い皆さんと、子どもたちが憧れる建設業の実現に向け行動したい。私を上手く活用してください」と、連携した取り組みが末永く続くことを望んだ。

 総会では、「将来の建設業を担う青年経営者等が連携し、青年の持つ創造豊かな思考力と行動力を持って企業と建設業界の発展に寄与する」ことを目的とし、地域貢献や後継者育成、調査研究、連携・親睦などを事業とする規約や、本年度の事業計画を承認。

  『地域に愛される業界へさまざまな活動展開』

 事業計画では、地域に愛される建設業を目指し、地域づくりの担い手として果たすべき役割を積極的に推進するため▽地域社会への貢献活動▽建設業のイメージアップを目的とした事業▽他県協会青年部会などとの交流・意見交換▽協会本部事業の支援・意見具申▽情報・資料の収集・提供▽青年部会員・支部青年部間の親睦と連携―に取り組むことを決めた。

 部会長・副部会長以外の役員は次の通り(敬称略)。
【理事兼監事】
 ▽大坪弘成(大坪建設梶j
【理事】
 ▽野副大治(野副建設梶j▽瀬邦彦(瀬建設梶j▽川原大輔(椛蛹噤j▽大石英昭(牛lエ組)▽吉川治輝(葛g川建設)▽増田雅彦(拒搏c鉄骨製作所)
ksrogo