北陸地方整備局富山河川国道事務所は、このほど更新した2022年度の発注見通しに「令和4年度倶利伽羅防災トンネル修正設計業務」を追加した。第4四半期に簡易公募型競争入札により発注する。
国道8号石川・富山県境における倶利伽羅防災事業は、現道の北側において2本のトンネルなどからなる約3キロの2車線道路を整備する内容。トンネルは、東側の1号トンネル1869メートルが県境部をまたぎ、西側の2号トンネル404メートルが石川県内に建設される。両県にまたがる1号トンネルはトンネルのほぼ中間点に県境部が位置するという。詳細設計はオリエンタルコンサルタンツが担当。
今回、富山河川国道事務所の発注見通しに追加された、小矢部市における倶利伽羅防災トンネル修正設計業務の履行期間は約10カ月で、修正設計完了は来年度下半期となりそうだ。