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日本工業経済新聞社(群馬)
2022/11/04

【群馬】グリンリーフ 昭和村に工場建設 8日から施工者公募

【昭和村】有機こんにゃく芋や有機ほうれん草などの農産物栽培や農産物加工を手掛けるグリンリーフ(昭和村、澤浦彰治代表取締役)は、同社西側に位置する敷地内(昭和村赤城原845−13)にお料理セット(ミールキット)工場を建設する。2023年4月の着工を目指し、施工者を選定するため8日から公募を開始する。設計はアーキズムあすか設計(前橋市)が手掛けている。
同社は、有機こんにゃく芋や有機野菜の生産と、それらを原料にした、こんにゃく加工や漬物加工、冷凍野菜加工、お料理セット加工などを手掛けている。農場は本社所在地となる昭和村のほか、沼田市、渋川市、前橋市、太田市などで展開をしている。
新設する工場は、お料理セット(ミールキット)の生産増加と賞味期限を延ばすための設備投資となる。また、自社生産野菜だけでなく、地元野菜や関連会社である野菜くらぶ(昭和村、澤浦彰治代表)が生産する野菜も取り扱うとしており、お料理セットだけではなく農産加工品の充実を図る。加えて、風光明媚な昭和村の自然の中で顧客との交流や学習を通じた食育の場となることを目的としている。
工場の敷地は約8000u。工場棟は本社機能、開発研究室も含めており、S造3階建て、延べ面積約4700uの規模を見込む。1階部分は製造スペースとなり、2階部分に社員食堂、事務室、開発室、消費者と交流するためのフリースペースや会議室などが設けられる。また、顧客との交流や社員の休憩の場として屋上スぺースの活用も予定している。
敷地内には社員や来訪者用の駐車場も整備。さらに、計画予定地外にある既存工場(こんにゃく工場・漬物工場)と行き来ができる連絡通路を設置し、開発と栽培から加工流通まで一気通貫できる施設を目指す。