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日本工業経済新聞社(埼玉)
2022/11/04

【埼玉】和光市が25年度までに消防団車庫2棟を改修

 和光市は第2次公共施設マネジメント実行計画に基づき、消防団第4分団車庫、第3分団車庫の老朽化対策を行う。第4分団車庫では建て替えを計画しており、現在は設計を策定している段階。順調に進めば23年度に施工する見込みだ。第3分団車庫に関しては大規模改修を想定。現時点では24年度の設計、25年度での工事といった流れを予定している。
 現況施設の規模は、第4分団車庫(新倉1−4−64)がS造2階建て、延べ床面積272・3uで、1989年に竣工。第3分団車庫(新倉2−26−30)はS造平屋、床面積62・8uで、82年に竣工した。どちらも施設内に消防車用車庫、消防団員の待機室などを備えている。
 第4分団車庫については現敷地で建て替えを行う計画だ。現況施設解体と新施設の建設を一括とするか個別に行うかは調整中。新施設の規模はS造3階建て、延べ床面積560uを見込む。現況施設は車庫と別棟として防災倉庫を設置しているが、建て替えに当たって車庫と防災倉庫を併設する形へ変更する。設計は塚田設計(和光市、電話048−461−1619)が手掛けている。
 第3分団車庫に関しては大規模改修を想定。施設を躯体の状態まで戻した後、老朽化が進む外壁と屋根を全面的に更新する計画となる。今後委託する設計において施工詳細をまとめる。