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　高松市は犬猫の一時保管施設建設に向け、廃棄物処分費の12月補正予算での確保を目指している。これまでに建設予定地内の地質調査などで廃棄物の埋設を確認済み。11月30日までにまとめる調査結果を踏まえ、埋設物の処分を先行するとともに、同施設を同所で建設するかどうかの方向性を固める考え。
　施設を建設すると判断した場合、水道管敷設と敷地造成のそれぞれの工事費と、同施設の実施設計委託料などの23年度予算での確保を目指す。
　建設地は池田町の平和公園東側の市有地約２５００平方�b。上屋建築工事に先行して上水道管を敷設する他、造成工事として擁壁・ブロック積み、縁石、防護柵などを整備する。
　施設では犬20匹、猫30匹の一時保管を行う。計画規模は鉄骨造平屋約５００平方�b。
　高松市は現在、犬猫の一時保管を県に業務委託している。このため、市が同施設を建設して保管場所を確保することにより殺処分ゼロを目指す。
提供：建通新聞社