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鹿児島建設新聞
2022/11/01

【鹿児島】JR鹿児島中央駅周辺の再開発/県に具体的な計画策定を/鹿児島市議会特別委員会

 鹿児島市議会都市整備対策特別委員会(中島蔵人委員長)が10月31日に開催され、JR鹿児島中央駅周辺で進む再開発について集中審議を行った。九州旅客鉄道(JR九州)が進めるオフィスビル等の整備により、残された機能が限られてくることから、県に対し今後の具体的な計画の策定を求めることを確認した。 県、鹿児島市、JR九州、日本郵政(JP)の4者で組織する鹿児島中央駅西口地区開発連絡会が2007年に整理した基本的な考え方で導入が望まれる機能には、マンション、オフィス、コンベンションホール、商業施設、飲食施設、ホテル‐などを挙げている。
 現在、JR九州が鹿児島中央駅西口複合ビルを整備中。建物規模はS造11階建3万1616u。建物用途はオフィス(4〜10階)、飲食・サービスなどを予定。1階に食品スーパーを見込む。
 また、分譲マンション「仮称・MJR鹿児島中央駅前」の整備も計画。建物規模はRC造14階建1万3802uで供給戸数は156戸を予定。
 さらに、隣接地にあるJPの鹿児島事務所敷地(約5800u)は不動産事業を成長分野と位置付けたJPビジョン2025で開発候補地と位置付け今後、再開発する考えだ。
 9月に開催された同連絡会では県が今後、交通事業者や経済団体等から意見聴取を行い、求められる機能について精査・検討を行うことが示された。また、10月にも事務レベルでの意見交換を行った。
 なお、同特別委員会では次回(23年1月下旬〜2月上旬)までに所管する事業の11年度以来の現場視察を行う。


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