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　建設業の魅力発信を目的にした「けんせつみらいフェスタ2022」が、先月29日に大津港前イベント特設会場（大津市浜大津）で開催され、将来の建設産業の担い手となりうる子どもたちにその魅力を伝えた。
　当日は、多くの家族連れが参加する中、主催者を代表して公益社団法人・滋賀県建設産業団体連合会の奥田克実会長が「フェスタは、建設業における未来の担い手確保を目的に県や地域の協力の下、毎年実施させて頂いた結果、本年で8回目を迎えることができました。おかげさまで年々参加者も増加し、今では地域から季節の恒例イベントとして楽しんで頂けていることを大変喜んでおります。本日は各ブースごとに皆様に喜んで貰えますよう工夫を凝らしておりますので、どうか楽しんでください」とのあいさつで開会。
　会場は、高所作業所での高所体験やクレーン車の試乗、各種展示やビデオ放映など、盛りだくさんの内容で、来場者の笑い声が会場に響き渡っていたのが印象的であった。
　また、ステージでは県若手技術者・女性技術者等の表彰も執り行われた。
　「けんせつフェスタしが」は、県と公益社団法人・滋賀県建設産業団体連合会で組織する滋賀県建設産業魅力アップ実行委員会の主催。次世代を担う子どもとその保護者等に向け、生活・社会基盤の整備を担う建設産業の魅力を楽しく正しく理解してもらうことを目的としたもの。
　なお、主催者によると当日の来場者は約3600人。

提供：滋賀産業新聞