福島建設工業新聞社
2022/10/31
【福島】事業者公募開始/福島市あぶくまCC再整備
福島市は31日、DBO方式(公設民営方式)によるあぶくまクリーンセンター焼却工場再整備の事業者選定に係る公募型プロポーザル手続きを公告した。設計建設、運営・維持管理業務の提案上限価格は292億4200万円(消費税込)。
主なスケジュールは、現場説明会を11月11、12日(申込期限8日)に実施。参加資格審査は12月22、23日、提案書類は2023年3月13、14日に受け付け、6月下旬にヒアリングを実施するなど、7月上旬の優先交渉権者決定・公表を目指す。9月下旬に事業契約を結び、28年3月末までを設計・建設業務期間、28年4月から48年3月末までを運営・維持管理期間とする。
新施設は、現施設隣接の渡利字梅ノ木畑地内約1.23haにストーカ式焼却方式による処理能力120t/日(60t/日×2炉、24時間稼働)規模で整備する。
事業者は公募プロポーザルにより選定する。応募者構成は設計・建設業務と運営・維持管理業務を行う複数企業による企業グループ。市有資格者名簿に登録済みの設計者、建築工事A、同B(市内本店)、プラント設計・建設者でJVを構成し、代表企業は本施設のプラント設備の設計・建設を行うものが務める。
建築物等設計者要件は1級建築士事務所登録、一般廃棄物処理施設(焼却工場)の過去20年間の設計実績などが必要。建築A者は市建築資格総合点1700点以上で、一般廃棄物処理施設(焼却工場)の建設実績などが必要。建築B者は市内本店で同建築1000点以上。プラント設計・建設者は市清掃施設総合点1400点以上で、過去10年以内に@ストーカ式処理施設A1炉当たり60t/日以上、2系列以上でボイラ・タービン式発電設備を有するBPFI(DBO方式含む)事業の全条件を満たす2件以上の竣工実績などを求める。