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　富山県は２８日、「ＳＣＯＰ　ＴＯＹＡＭＡ」（創業支援センター／創業・移住促進住宅）の開所式を、富山市蓮町１丁目の現地で開催した。
　式には関係者約１００人が出席。新田八朗知事は、「２０１７建築甲子園で優勝した富山工業高校生のプランをもとに、旧県職員住宅３棟をリノベーションしたもの。起業家や移住者を呼び込み、ヒト・コト・モノがクロスする拠点を目指していく。創業支援センターでは、創業相談やイベント開催など起業家らの成長段階に応じた支援を提供。移住促進住宅は、移住者と県民が交流できるスペースとする。今後も連携して創業支援、移住促進に取り組んでいく」とあいさつ。来賓の吉田豊史衆議院議員、渡辺守人県議会議長、県とやまスタートアップ戦略会議の藤野英人座長が祝辞を述べた。引き続き、テープカット＝写真＝で完成を祝い、施設内を見学した。
　創業支援センターは、オフィス９室、シェアオフィス１０区画、チャレンジショップ５区画、コワーキングスペース、工房などを備える。創業・移住促進住宅（東・西棟）には、アパートメント２８室、シャアオフィス３２室、共用リビング・ダイニングを設けた。
　設計は仲建築設計スタジオ（東京都目黒区）が担当。施工は、創業・移住促進住宅が▽建築＝林建設・竹原工務店ＪＶ▽電気設備＝新栄電設▽給排水衛生設備その他＝北陸電気工事−、創業支援センターが▽建築＝日本海建興▽電気設備＝ケイ電工▽空調設備その他＝日本空調北陸−。
　３０日には、オープニング記念イベントとして「秋のマルシェ×＠ＳＣＯＰ　ＴＯＹＡＭＡ」が開かれた。