北國フィナンシャルホールディングス(金沢市)は11月中に、県内における大型アリーナ建設に向けたプロジェクトチームを社内に発足させる。
28日に本社で行われた2023年3月期中間決算発表の席上、杖村修社長が明らかにした。発足に向けて社内で検討を進めている段階とし、外部との調整などは行っていない。同社長はアリーナについて「民設民営、1万人規模」とし、「ハードルは高いが、やる以上、ぜひ実現にこぎつけたい」と強い意欲を見せた。来年中に全体計画を発表する方針だ。
今後は、特に石川県が検討する金沢市袋畠町の産業展示館1〜3号館統合大型化再整備計画にも大きく影響することから、関係機関との調整を本格化させるとした。
同社ではハンドボール女子リーグ「北國銀行ハニービー」のプロリーグ参入が予定されている。