S造2F・延べ1092u、工事は3分離で年度内
箕輪町は、2022年度第4四半期に工事発注を予定している「箕輪町防災交流施設(仮)」の基本設計をまとめた。
防災交流施設は、防災拠点・避難所、多世代が快適な居場所、環境配慮した将来的に使われる施設―などをコンセプトにJA上伊那箕輪町支所の敷地内に建設する。施設規模はS造2階建て、延べ1092u(1階686.31u、2階406.65u)。
施設内の機能を見ると、1階はフリースペースに学習交流・キッズコーナーを中心に、カフェ・図書を配置する。そのほか防災倉庫、事務スペース、トイレ―などを設ける。2階は学習や仕事向けのフリースペース、オフィス兼会議室(1部屋)、会議室(2部屋)―など。昇降施設はエレベーターを用意する。外皮(外壁・屋根・床)を高断熱とするほか、屋根には太陽光発電設備を設置する。
開館時期は2024年4月を目指している。設計業務はアーキディアック(松本市)が鋭意進めている。工事発注は、建築・電気・機械の3分離で22年度内を予定する。
基本設計に係る住民説明会は11月14日に開催する予定。
計画地=箕輪町中箕輪9503ほか
提供:新建新聞社