建通新聞社
2022/10/27
【大阪】関西広域連合 パビリオン建築計画を公表
関西広域連合は、2025年大阪・関西万博に整備する関西パビリオンの建築計画を公表した。「笑顔あふれる輝く未来へ、いつも楽しい、にぎわいのパビリオン」をコンセプトに、灯篭をイメージした六角形のパビリオンを整備、最高12bの高さを生かした展示を行う。
この他、膜をスクリーンとしたプロジェクションマッピングや、切り絵で関西を表現する。パビリオンの建築に関しては、軽量素材、省資源化による環境負荷とコストの低減に努める。
付属催事スペースではイベントを開催する。
出展参加府県は滋賀県、京都府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県、福井県、三重県。内部のレイアウトは関西を中心に、他の府県の展示スペースが取り囲むように配置する。
パビリオンは平屋で、鉄骨や膜素材を使う。面積は1700平方b。
設計・施工は太陽工業が担当。事業費(設計・建築・撤去)は5億3000万円を見込む。
23〜24年度に建築工事、展示設計・製作、24年度に内装工事、外構工事、展示工事、25年度は万博閉幕後に解体撤去工事を行う。