今治市は、基本・実施設計を進めている「しまなみ合同庁舎(仮称)」の完成予想図3案をまとめた。10月末まで市民を対象に意見を募り、設計に反映させる考え。施設整備の方針として災害時の防災機能、ユニバーサルデザインバリアフリーの導入、省エネ機器や自然エネルギーを活用する。1階は伯方支所、2階はしまなみ振興局、玄関口に雨をよけて車の乗降できるスペースを確保、太陽光発電設備を設置する計画としている。
合同庁舎の想定規模は2階建て延べ約850平方b。構造については鉄筋コンクリートか鉄骨または木造とし、基本設計の中で決定する。建設地は伯方町叶浦甲1668ノ1他の市有地(敷地面積8518平方b)。24年12月の完成を予定しており、建設工事費は約3億5000万円を想定している。
提供:建通新聞社