東レ建設(大阪市北区中之島3ノ3ノ3)が、同社と同じ東レ(東京都中央区)のグループ会社である大垣扶桑紡績(岐阜県大垣市)から、扶桑町南山名の「扶桑工場」跡地を取得する見通しであることがわかった。現在は工場の解体を進めており、2023年2月までには完了させたい考え。取得時期や土地の活用方法については「公表できる段階に無い」として回答を控えた。
扶桑工場の規模は、鉄骨造3階建て延べ1万7110平方b。同工場は、今年3月に生産能力を大垣工場(岐阜県大垣市)へ統合。現在は、賃貸借契約を結ぶ2物件のみが敷地内で稼働しているという。
工場全体の敷地面積は6万7644平方b。大垣扶桑紡績は7月に、このうちの3万9895平方bを対象に、土地の形質変更届を愛知県へ提出している。
場所は愛知県扶桑町南山名西ノ山200。
解体は東レ建設名古屋支店(名古屋市中村区)が担当している。
提供:建通新聞社