「佐賀国スポで優勝目指す」 総合解体業などを手掛ける潟iラタ(本社・唐津市宇木、羽根信夫代表取締役社長)は、県内スポーツ発展へ向けた貢献活動の一環として、栃木国体の相撲成年男子に出場したムンクバット・ムンクサイハン(モンゴル出身)さんを雇用している。相撲競技に打ち込める環境を整えており、ムンクバットさんは2024年に佐賀県で開催される国民スポーツ大会での優勝を目指している。
ムンクバットさんは、父や日本で相撲をやっていた叔父の勧めで、福岡県中間市にある希望が丘高等学校の1年の時に相撲を始めた。同県太宰府市の九州情報大学でも相撲を続け、身長193ab、体重約140`cの恵まれた体格を生かして全国でも上位の成績を残してきた。
現在は、同社で働きながら、唐津市文化体育館の相撲場で週に3〜4回、練習に打ち込んでいる。平日は小学生や中学生に相撲を教えながらトレーニングに励み、土日は社会人と一緒に合同で練習する。
ムンクバットさんは「24年の佐賀国スポに向け、優勝を目指して稽古していく。仕事では、まだ分からないことが多いので、先輩に教えてもらったことを大切にし、励んでいきたい」と意気込みを語った。