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北陸工業新聞社
2022/10/25

【福井】新九頭竜橋が待望の開通/式典に400人、盛大に祝う

 福井県が整備を進めてきた、一般県道福井森田丸岡線「新九頭竜橋」の開通式が22日、開催された。関係者約400人が参加し、待望の開通を盛大に祝った。
 県と新九頭竜橋建設促進期成同盟会が主催。
 福井市森田小学校体育館で開かれた式典では、杉本達治知事が式辞を述べ、期成同盟会会長の東村新一福井市長が挨拶。地権者や工事関係者らに感謝を伝えるとともに、渋滞緩和や産業・観光の活性化など新橋の整備効果に期待を寄せた。
 その後、新九頭竜橋に会場を移し、杉本知事や東村会長、池田禎孝坂井市長、森之嗣あわら市長、稲田朋美衆議院議員、山崎正昭、滝波宏文両参議院議員、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の河内隆理事長、近畿地方整備局の水野宏治道路部長らがテープカットを行った。
 九頭竜川に架かる新九頭竜橋は、新幹線と道路が橋脚を共有する全国初の一体橋で、橋長は上流側が416・7メートル、下流側が414・2メートル、幅員は11メートル(車道8メートル、歩道3メートル)。
 今回の事業では、新九頭竜橋を含む福井市寺前町から上野本町に至る1550メートル区間を整備。土地区画整理事業による640メートルを含め、寺前町から栗森町の2190メートル区間が供用となった。

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