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　任期満了に伴う新潟市長選が２３日投開票され、現職の中原八一氏（６３）が、共産党県委員の鈴木映氏（３５）に約９万６０００票余りの大差をつけ、２期目の再選を果たした。
　同日夜、支援者が集まる新潟市内のホテルには、本県選出の国会議員をはじめ、県や新潟市議会議員らが続々と駆けつけた。午後８時の投票締切の直後、当選確実の知らせが伝わると、大きな拍手と歓声が沸き起こった。その後、中原氏が姿を見せ壇上に上がると支援者らとグータッチを交わし、万歳三唱して喜びを分かち合った。
　選挙戦では雇用創出・農業振興・交流人口拡大や都市機能の拠点性向上などを訴えた。中原氏は「これからも活力ある拠点都市、そして市民の皆様が暮らして良かった、働いて良かったと思えるような新潟市を市民の皆様とともにつくり上げていく」を決意を新たにした。
　なお、投票率は３２・１０％で、保守分裂だった前回の選挙戦よりも１７・７３ポイント下回り、政令指定都市移行後で２番目の低さだった。