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　北陸地方整備局黒部河川事務所は、下新川海岸における海岸保全施設整備事業で第３四半期に工事４件を発注する。
　工事発注見通し（１０月分）には▽東草野人工リーフ（Ｎｏ．２１８）改良工事　捨石工一式、本体ブロック運搬・据付一式、既設コンクリートブロック撤去・運搬一式　２億円以上３億円未満▽吉原離岸堤（Ｎｏ．１４０）改良工事　捨石工一式、本体ブロック運搬・据付一式、被覆ブロック運搬・据付一式、根固ブロック運搬・据付一式　１億円以上２億円未満▽神子沢副離岸堤（Ｎｏ．１２９）ブロック製作工事　コンクリートブロック製作一式　１億円以上２億円未満▽神子沢副離岸堤（Ｎｏ．１２７）工事　捨石工一式、本体ブロック運搬・据付一式、被覆ブロック運搬・据付一式　１億円以上２億円未満−の４件が盛り込まれている。
　同事業では、越波による浸水被害防止のための副離岸堤の新設、離岸堤の補強を継続的に実施している。ハード・ソフト一体の治水対策である「流域治水」を進めるため、氾濫をできるだけ防ぎ、減らすための対策として海岸保全施設の整備を推進する。総事業費は約１０３１億円。事業期間は２０４２年度まで。