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建設経済新聞社
2022/10/25

【京都】養正市営住宅団地再生計画 新3号棟は延3317u規模

 京都市は、左京区田中の市営住宅養正団地について、団地再生計画(住棟建替え方針)に基づき、住棟を建替えるとともに、住棟の集約で生じる用地の活用を図る「団地再生事業」に取り組んでいる。
 養正団地は、平成16年築の21号棟以外の住棟6号〜13号棟、51号、52号棟を全棟除却し、新たに更新棟を計3棟建設する計画。1期として養正小学校西側の51号・52号棟敷地に更新棟1を建設、7号・8号・10号棟敷地に更新棟2を建設。2期として13号棟敷地に更新棟3を建設する。団地を集約することで団地中央に位置する9・11・12棟敷地などを活用予定エリアとして創出する。
 昭和35年6月設置の養正団地(左京区田中馬場町他)は、RC造の6号棟(延574・94u)、7号棟(延520・13u)、8号棟(延1260・95u)、9号棟(延1766・51u)、10号棟(延508・24u)、51号棟(延1034・08u)、52号棟(延1400・02u)、12号棟(延1万2263・68u)、13号棟(延1万4833・27u)、21号棟(延3746・27u/新耐震)、SRC造の11号棟(延9265・35u)などで、建物全体の延4万7524・08u。敷地面積は4万6411・74uで、用途地域は第1種住居地域(建ぺい率60%、容積率200%/15m第2種高度地区)。
 現在、左京区田中馬場町151ほかにおいて、養正市営住宅整備工事ただし、7号棟ほか2棟解体撤去工事が大坪−河村特定建設工事JVの施工で進められている。工期は令和4年10月7日〜令和5年3月31日。
 解体跡地の敷地3183・54uに、更新棟2となる新3号棟(仮称)として、RC造5階建、延3317・81u(建築面積898・25u)の店舗併用共同住宅を建設する。住戸は60戸を収容する。建築物の高さは16・750m。
 着工は令和5年12月15日頃、完成は7年5月15日頃を予定。
 設計は内藤建築事務所(京都都市左京区)。