沖縄防衛局では、米軍のキャンプ瑞慶覧ノース地区とヴァレー地区で家族住宅新設工事に着手する。10月21日には、住宅建築の一般競争入札手続きを開始した。工事は、プレキャストコンクリート(PC)造2階建て52棟の住宅本体建築を1〜7工区に分割。申請書等提出を11月16日まで受け付け、1月19日と20日に開札する。早ければ2024年1月にも着工し、25年3月の完成予定。
参加資格は建築工事の単体か2〜3社JVで構成員には07年度以降にRC造、SRC造又はPC(主要構造部)造の新設、完成・引渡し実績を求めている。
工事概要は、その1工区が延床面積630u4棟、590u4棟、580u2棟の計10棟。主要資機材は鉄筋250t、コンクリート(PC含む)7,000m3、板ガラス630uで工事規模は30億円以上を見込む。資格要件の経営事項評価数値は、代表者が1,100点以上、構成員が1,000点以上。
その2〜その7工区は一括審査方式。その2とその3は、それぞれ8棟で工事規模が20億〜30億円、その4〜その7は6〜7棟で10億〜20億円規模。資格要件の経営事項評価数値は、代表が1,000点以上、構成員が830点以上となっている。
提供:沖縄建設新聞