解体工事の昭信機工(南砺市岩屋、長谷学社長)は、サウナや岩盤浴を備えた温浴施設の建設を計画している。
設計は創建築事務所(高岡市野村)が担当。今後、施工者を選定し、早ければ12月に着工する。
建設規模はS造平屋建て、床面積約700平方メートル。本社に近い敷地約3000平方メートルに建設される。
カーボンニュートラルの実現に貢献しよと、建築廃材を燃料とする「チップボイラー」(最大出力400キロワット)を導入する。燃料には解体作業で出た廃材や、屋敷林の剪定枝を加工したチップを利用する。
同社では、リサイクル材を燃料とすることで循環型社会の形成につなげる一方、地域の交流拠点として憩いの場をつくりたいとする。名称は3世代で集い、大浴場、炭酸風呂など7種類からとった「37BASE(ベース)」。完成は2023年10〜12月ごろを予定している。