県土木交通部建築課教育施設係は、近江八幡市にある「八幡工業高校」について、本館棟・体育館・板金実習棟等の改修工事を計画、実施設計を今年度内メドに取りまとめる。
工事については、1期工事、2期工事と2ヵ年に分け、1期工事は23年4〜5月頃の発注、2期工事は24年4〜5月頃の発注を目指している。設計段階での工事概算費は合わせて約3億円を見込んでおり、工事着手時期については、それぞれ各同年6月頃を目指して事業を進めていく。工事期間は、夏休みをメインに、2案件とも年内完了を予定している。
工事概要は、本館棟・特別教室棟・普通教室棟(RC造3階建)の屋上防水改修工事、体育館(RC造平屋建)の外壁改修工事、屋根改修工事、機械科実習棟・鋳造・鍛造実習棟(S造平屋建)の外壁改修工事、板金実習棟(S造平屋建)の外壁改修工事、屋根塗装改修工事。建築科棟(RC造3階建)の外壁改修工事、屋上防水改修工事。セミナーハウス(S造2階建)の外壁改修工事、屋根塗装改修工事、それに伴う電気、機械設備工事各一式。
同工事の設計は、丸山建築事務所(大津市)が担当している。
また、そのほかに、同高校で空調設備の改修工事も計画されており、23年春頃にも工事発注し、24年2月の完了へと進めていく考え。設計は、和田設備設計事務所(近江八幡市)が担当。
今回、改修工事が計画されている八幡工業高校は、近江八幡市西庄町5に位置し、敷地面積4万4349平方bで、教育施設の外壁等の改修工事に取り掛かることで、県では、施設長寿命化を図るとともに、教育の環境を整えることを目的として着手している。
提供:滋賀産業新聞