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北陸工業新聞社
2022/10/21

【富山】27年度の着工目指す/魚津市新庁舎は延床1万平方メートル想定/検討委が初会合

 魚津市新庁舎整備検討委員会の初会合が20日、市役所で開かれ、2027年度着工、29年度供用開始とするスケジュールなどを確認した。
 議事に先立ち、あいさつに立った村椿晃市長は「市にとって世紀の大事業になる」とした上で、「基本的な考え方や求められる機能、市民にとって庁舎はどうあるべきかなど、きたんのない意見を」と委員に求めた。検討委は各団体代表者や公募委員ら13人で構成。委員長は清水正明北陸職業能力開発大学校校長が就いた。22年度に整備場所などを検討し、23・24年度で基本構想(基本計画)を策定、25年度に基本設計、26年度に実施設計をまとめ、27・28年度に施工、29年度の供用開始を目指す。想定延床面積は約1万平方メートル程度。
 本庁舎(釈迦堂地内)は旧耐震基準の1967年に建設され、規模がRC造4階(塔屋付)建て延べ6922・79平方メートル。耐震不足や老朽化、バリアフリー対応、分庁舎の問題などから新庁舎整備が求められている。