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建設経済新聞社
2022/10/21

【京都】旧マイコム減築、除却後新築 2案をあり方懇話会に示す

 舞鶴市はこのほど、東地区中心市街地複合施設あり方懇話会(第3回)を開催。舞鶴市東地区中心市街地複合施設(旧マイコム)の施設整備手法(イメージ)を示した。
 18日開催のあり方懇(第3回)では、旧マイコムの駐車場利用状況を報告するとともに、東西の鉄道駅を中心に居住や都市機能が集積するまちづくりを目指す「舞鶴版コンパクトシティ+ネットワーク」など市の施策を説明した。舞鶴版コンパクトシティ+ネットワークでは、東舞鶴地区での誘導施策の展開イメージについて、旧マイコムを含むエリアが立地適正化計画において居住を誘導し人口密度を維持する「居住誘導区域」に設定されている。
 旧マイコムの施設整備手法(イメージ)については参考として示した。現状は7階建(消防団、多目的空間、事務室、会議室(2階)、駐車場(3〜7階及び屋上で収容190台)。案1の減築は7階建から4階建(5〜7階を減築)にする案で、整備例として減築後は3〜4階及び屋上に駐車場(60台分)、その下に活動スペース、テナントスペース、消防団、若者交流スペースを配置する。案2の除却後新築は除却後に新築し、消防団、駐車場、テナントスペース、活動スペース、若者交流スペースを配置する。
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 旧マイコム(舞鶴市字浜606。築29年)は、東舞鶴商店街連盟が建設し、平成5年にマイコム立体駐車場を開業したが、最終償還期限までに償還できず、不良債権化。同商店街連盟は簡易裁判所に特定調停を申し立て、調停案が成立。その後、平成25年に舞鶴市がマイコムを購入し、駐車場と貸し館の機能を併せ持つ施設(東地区中心市街地複合施設)として平成26年度から指定管理により管理運営(令和3年12月議会で東地区中心市街地複合施設条例を一部改正し、現在は市直営)。