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　羽咋市は、市営住宅の指定管理者制度導入へ向け、サウンディング型市場調査（官民対話）を実施する。民間事業者からの意見・提案は１１月１７日まで受け付け、同１８日から１２月１２日まで個別対話を行う。来年１月中旬に対話結果を公表する。
　市は現在、市営はまなす団地（千里浜町）、御坊山（御坊山町）と島出（島出町）の２定住促進住宅を直営管理し、担当職員が入居申し込みや施設修繕に関する依頼などに対応している。今後、より効率的な行政サービスを提供するため、官民連携手法の一つである指定管理者制度の導入を検討することにした。
　官民対話には施設活用に関心を持つ法人か法人グループが参加できる。手続きなどに関する質問は１１月２日まで受け付ける。個別対話では、指定管理者制度導入の可能性や事業条件などについて意見やアイデアを募る。
　はまなす団地（ＲＣ造４階建て）は低所得者向け住宅として１９７６年に建築された。収容戸数は２４戸。
　定住促進住宅は、御坊山がＲＣ造４階建ての２棟構成で、６８年に建てられた。８０戸を収容している。８６年建築の島出は同５階建ての２棟で、管理戸数は６０戸となっている。いずれも２０１０年に旧雇用・能力開発機構から取得した。
　問い合わせは市地域整備課ＴＥＬ０７６７（２２）１１１９へ。