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北海道建設新聞社
2022/10/19

【北海道】香港資本のゼッケイ、ひらふに高級ホテル計画

 不動産開発を手掛ける香港資本のゼッケイコスモス(札幌市中央区南10条西14丁目1の25、石丸修太郎代表)は、倶知安町ひらふ地区に分譲ホテル新築を計画している。星野リゾート(本社・長野県軽井沢町)が、道内初となる同社の最高級ブランド「星のや」として運営。2023年5月の着工を目指す。施工業者は今後決める。

 施設名は仮称・星のやロッジニセコで、建設予定地は山田204の2。旧山田温泉ホテルの跡地で、ニセコ東急グラン・ヒラフスキー場の至近になる。

 RC一部S造、地下1地上5階、延べ1万4700m²の規模で、部屋は62室。設計は東環境・建築研究所が担う。26年秋の開業を予定する。温泉掘削や土地造成を実施するかは検討中だ。

 個々の客室をオーナーに分譲し、オーナーが使わない期間に星野リゾートがホテル客室として運営する仕組みで、同社は「レジデンスホテル」としている。全室にキッチンを設置。食事は、調理スタッフが下準備を済ませた状態で客室に届けることも可能という。最上階には羊蹄山を眺められる温泉プールを設ける。宿泊料金などの詳細は決まっていない。

 ゼッケイコスモスを傘下に持つゼッケイグループは、ニセコや富良野で宿泊施設の開発実績がある。