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建通新聞社四国
2022/10/19

【高知】県 道の駅南国風良里を防災拠点化

 高知県中央東土木事務所は、道の駅「南国風良里」の防災拠点化を目指し、整備計画のとりまとめを行う。2023年度に整備に向けた詳細設計に着手する見込み。
 県では南海トラフ地震への備えとして、県内の道の駅24カ所のうち、県が管理する12カ所で防災拠点とするための整備計画を策定している。南国風良里に「地域の防災拠点機能」を持たせるため、新たに整備計画を策定する。
 現地踏査により、同道の駅の施設配置、周辺地形・地質、道路利用、などの現状を把握した上で、防災上の位置づけや役割を整理する。高知県や南国市の既存防災関連計画との整合性をとりながら、防災拠点化に必要な導入機能、施設の規模、配置計画などを検討。南国市、管理運営者、国などの関係機関と協議を経て、最終的な方針を固める。
 導入機能については、今後の検討次第になるが、大規模災害時に県外からの応援部隊の集結拠点として活用するための物資供給施設、ライフラインが途絶えた場合の自家発電施設などを想定している。
 所在地は南国市左右山102ノ1。整備計画の策定業務はオリエンタルコンサルタンツ高知事務所(高知市)が担当。履行期間は23年3月17日まで。
提供:建通新聞社