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建通新聞社(神奈川)
2022/10/18

【神奈川】茅ケ崎市 道の駅整備運営公募プロポを開始

 茅ケ崎市は、柳島地内で計画中の「道の駅整備事業」について、整備運営事業者を決めるため公募型プロポーザルの手続きを開始した。10月28日までに市との対話の申し込みを受け付ける。11月9・10日と、2023年1月18日に応募者との対話を実施して、23年1月30日から2月2日に参加表明書と参加資格確認申請書を受け付ける。提案書を2月22〜28日に募り、3月のプレゼンテーションを経て4月に優先交渉権者を選び基本協定を結ぶ。5月に仮契約をして23年第2回市議会定例会の議決後の6月に工事請負契約を締結する見通しだ。
 同事業は民間事業者の技術的能力を活用し、設計、建設、維持管理・運営までを一括発注する「DBO方式」のスキームで実施。15年間の指定管理期間を含め、事業期間を40年3月31日までとしている。提案上限額は16億8919万8500円(税込み)。
 参加資格要件のうち対象は複数で構成されるグループで、代表企業を定めることとする。また建設企業については、茅ケ崎市内に主たる営業所(本社)がある2者を含むJVで構成し、代表構成員には経営事項審査結果の総合評定値通知書で「建築一式」の値が960点以上であることや、公共施設か商業施設(延べ床面積2000平方b以上)の建設有実績などを条件としている。運営形態は共同施工方式とする。
 また、設計企業や工事監理企業は、一級建築士事務所登録事業者で競争入札参加者名簿(コンサルタント)に「建築設計」としての認定があることや、同様の公共施設・商業施設の設計実績を持つことなどを求める。この他、維持管理や運営企業には、資格者名簿(一般委託)への登録者であることなどを要件としている。
 整備計画地は、柳島スポーツ公園の南側に位置し国道134号と市道0121号線に挟まれた約1万5510平方bで、北西側の市有地(約6270平方b)と南東側の県有地(約9240平方b)を合わせた敷地。 
 市有地には、延べ床面積約2200平方bの規模で地域振興拠点施設を整備。物産販売・飲食スペースの他、地域情報発信や多目的スペース、トイレ、駐車場の他、約1000平方bの交流広場などを設置する。一方、県有地には、延べ床面積約400平方bの休憩施設に加え駐車場を設ける。工期は、24年7月から25年3月を予定しており、開業準備期間を経た同年7月のオープンを目指す。 提供:建通新聞社