胎内市は、10月補正予算案に8月の大雨災害に対する農地災害復旧工事費4億1700万円を計上している。
計画では、主に国道7号や同290号の沿線、蔵王周辺の農地を対象に、あぜ・法面の復旧工事や土砂の排土工事を行うもの。農林水産課によると、「予算可決後、準備が整い次第発注していく。雪が降る前にできるだけ片付けて、残りは雪解け後になる。来年の作付けには間に合わせたい」との考えを示した。
11日15時現在で市内の農地294カ所に湛水や法面崩壊等の被害が確認されている。なお、住宅では床上浸水16棟、床下浸水86棟が確認された。