羽咋市は、新東部配水池(同市酒井町)の整備について、2023年度に本体築造や土木工事に着手する方向で調整している。今後、予算化へ向けた動きを本格化させる方針。24年度に電気、機械設備を据え付け、25年度の運用開始を目指す。
現在の東部配水池(RC造、有効容量500立方メートル)は1976年に完成した。老朽化が進み、非常時における飲料水の貯留能力の低下や耐震不足などが懸念されることを踏まえ、機能強化を図るため近接地で更新することにした。21年度に基本設計を取りまとめ、今年度に実施設計に着手している。
新配水池はSUS製で、有効容量は約550立方メートルを見込む。来年度から順次着工、25年度には既存施設も解体し、全体事業を終える予定としている。基本、実施設計は東洋設計が担当。