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建通新聞社四国
2022/10/14

【徳島】県 橋梁塗装総合評価で補正係数見直し

 徳島県は橋梁塗装工事の総合評価落札方式の入札で、工事成績の計算式の補正係数「β」を2023年1月1日以降の公告分から見直す。他の工種で現在採用しているβ値と同じにする。
 総合評価の際の工事成績評価(Σ)は現在、企業の施工能力審査型で「煤i(Y―65)×β)×15/67・5」の計算式で算出している。Yは同種工事の工事成績評定点で、最大3件まで申告でき、合計した数値が狽ニなるため、65点以上の実績が複数あれば入札時により有利になる。
 これまで橋梁塗装工事の総合評価落札方式の発注実績が少なかったことから暫定的に「企業の施工能力」「配置予定技術者の施工能力」の評価に用いるβの値を1・0としていたが、一定の発注実績が集まったことから、β値を2500万円以上で「1・5」、1000万円以上2500万円未満で「1・2」、1000万円未満で「1・0」にする。
 β値の数字を請負金額に応じて変動させているのは、工事規模が大きいほど難易度が高くなるため。難易度が高い工事は工事成績評価値を大きくし、施工する企業と配置予定技術者の施工能力を適正に評価する。
提供:建通新聞社