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北陸工業新聞社
2022/10/13

【新潟】小柳建設/県内建設業初の認定/プラチナくるみん子育てサポートで最高位

 小柳建設(三条市東三条1−21−5 小柳卓蔵代表取締役社長)は、新潟県内の建設業として初となる「プラチナくるみん」に認定された。
 次世代育成支援対策推進法に基づく、一般事業主行動計画に定めた目標を達成するなど一定の要件を満たした場合、厚生労働大臣が認定する「くるみん」の上位認定制度で、子育てサポート企業の認定制度では最高位。生産性向上のためのDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進などによる育児休業の取得率向上や、残業時間の削減、有給取得率向上などが評価され、性別関係なく活躍できる職場環境を実現。3月に認定を受けた「えるぼし認定」では最高位の三つ星を取得しているほか、「プラチナくるみん」「えるぼし」ともに認定されているのは、県内企業で2社目となる。
 同社の男性育児休業取得率は62%(計画期間2020年4月から22年3月)、法定時間外労働の削減が月平均2時間(同21年4月から22年3月)、年次有給休暇の取得率は76・3%(同)。また、女性も継続して就業し活躍できる環境として、これまで主に男性が従事したきた職務にもDXを活用することによって、事務職だった女性も現場代理人としてのキャリア転換が実現した。
 同社では「育児休業制度の整備や、有給取得の促進などを行い、育児と仕事を両立しながら性別に関係なく、生き生きと活躍できる職場環境を構築してきた。これからも建設業界の課題解決につながる取り組みを進めていきたい」としている。

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