大洲市は、大洲市民文化会館の建て替えに伴う基本設計の委託先を公募型プロポーザル方式によって選定する。12月上旬までに公告する方針。2022年度内に委託先を特定し、23年度に基本設計に着手する。23年度に基本設計、24年度に実施設計を行い、25年度〜28年度に整備を実施して29年度下半期に開館する。概算事業費は41億〜47億円を見込んでいる。
計画規模は床面積5500平方b程度を想定。施設はホールエリア(2500平方b)、創造支援エリア(560平方b)、交流エリア(250平方b)、管理運営エリア(150平方b)、防災備蓄庫(60平方b)、共用部(1170平方b)、機械室(810平方b)で構成。ホールエリアには客席が700〜778席程度の2層構成のメインホールを設ける他、プロセニアム形式の舞台や来館者がくつろげるホワイエ、楽屋、舞台備品庫、ピアノ庫を配置。創造支援エリアには客席が200席程度の可動席のサブホールや練習室、スタジオ、多目的室を配置。交流エリアには学習スペースやキッズスペースを設けたロビーを設ける。
整備基本構想・基本計画はシアターワークショップ(東京都渋谷区)が担当。
建設地は東大洲198他のJA愛媛たいき移転後の敷地約1万3300平方b。
提供:建通新聞社