徳島県は、県民が快適・安心に暮らせる生活環境や水環境を実現するため、排水処理を合併処理浄化槽のさらなる拡大へシフトする。これに向けて本年度「とくしま生活排水処理構想2022」を策定する。12月に開く県土整備委員会に構想案を諮る。
汚水処理人口普及率の目標を、2026年度末の短期目標で75・0%以上、35年度末で95・0%以上に設定。県内の合併処理浄化槽区域を4533f拡大し、集落排水施設は3処理区を統廃合、2処理区で区域を縮小する。一方、下水道は、未着手の2処理区を廃止し、15処理区を縮小する。
現行計画のとくしま生活排水処理構想2017で目指していた、35年度末汚水処理人口普及率94・7%を上回る95・0%以上を目標としつつ、下水道の汚水処理人口普及率は33・6%から27・2%へと縮小する。
提供:建通新聞社