建設新聞社
2022/10/11
【東北・宮城】西松建設グループに決定/東北大学情報通信国際研究拠点のPFI
東北大学は、PFI(BTO方式)を導入する情報通信国際共同研究施設整備等事業について、総合評価落札方式によるWTO対象一般競争入札を行った結果、西松建設グループに決定した。代表企業は西松建設。構成員は合人社計画研究所と西松地所。協力会社は久米設計とプラナス。
入札公告は昨年12月24日付で、4月28日に開札した後、再入札を行いこのほど決定した。入札には複数者が参加した。落札金額や評価点などを含め審査講評は後日公表する。
仙台市青葉区片平2の1の1地内にある東北大学片平団地に、RC造5階建て、延べ約9160平方bの電気通信研究所新2号館を建設する。
また既存の電気通信研究所本館と、新2号館内に整備するレンタルラボ・オフィス部分(約1700平方b)の企画運営・維持管理を行う。
加えて、民間付帯施設事業として新2号館西側の約4200平方bの土地を貸付可能範囲として、提案により単独施設または新2号館に合築する形で、事業者の独立採算による民間収益施設を整備・運営する。
公告時点の予定では、新設する施設の設計・工事期間は2025年9月まで。維持管理運営期間は40年3月までとしていた。
PFIアドバイザリー業務は、長大、内藤滋法律事務所、新日本コンサルタントが担当。
提供:建設新聞社