医療法人社団藤聖会(富山市婦中町下轡田1019番、藤井久丈理事長)が計画の「富山西総合病院増築工事」は、清水建設に決定した。7日から仮囲いなど準備工事に入った。
同市婦中町下轡田1017番ほか6筆の敷地面積1万7955・88平方メートルに、RC造5階建て延べ8974・86平方メートル(建築面積3079・57平方メートル、高さ24・25メートル)の病院を増築する。2023年春ごろから本体工事に着手し、24年夏ごろの完成を予定している。設計は山下設計(東京本社・東京都中央区)。
同工事では、既存の外来診療部門が手狭なことから、新たな外来診療部門(14診察室増)を整備し混雑緩和を図るほか、感染症にも対応可能な救急センターを整備し救急診療の体制を強化。新たな病棟では病床数を154床から199床に増床し、手術室も4室から7室に増やす。