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　　倉敷市は、ＰＦＩ事業（ＢＴＯ方式）で整備する児島学校給食共同調理場整備運営事業の事業者を決めるプロポーザルを公告した。参加表明書などを11月９〜11日に受け付ける。ヒアリングなどを経て２０２３年３月下旬に優先交渉権者を特定する。
　事業への参加は、設計、工事監理、建設、調理設備の調達、維持管理、運営の各業務を行う事業者で構成する企業体を条件とする。
　施設は、ドライシステムを導入し汚染作業区域と非汚染作業区域を明確に区分した衛生的で機能的な１日当たり約６０００食（アレルギー対応食１００食含む）の調理ができる施設を建設する。25年６月の完成を目指す。
　建設地は、旧海技大学校児島分校（児島味野４０５１ノ２他）の敷地約２万平方�bのうち西側約８０００平方�bで、準工業区域の建ぺい率60％、容積率２００％。既存施設は解体し、建設地部分を２�b程度嵩上げし浸水対策を行う。
　一般エリア（事務室、会議室、倉庫など）と給食エリアを明確に区分し、給食エリアの汚染作業区域（検収・下処理、洗浄）と非汚染区域（調理、配送・コンテナプール）は壁で完全に分離する。照明はＬＥＤを採用し、駐車場は市職員用と来客用を各10台以上、事業者職員用は提案で決定する。
　配送校は、11小学校（赤崎、下津井東、下津井西、本荘、児島、緑丘、琴浦東、琴浦西、琴浦南、郷内、第三福田）と６中学校（味野、下津井、児島、琴浦、郷内、福田）。事業期間は２０４０年７月31日まで。

「提供:建通新聞社」