名古屋市は、総合評価落札方式で加点するボランティア活動について、国や愛知県、名古屋市のボランティア活動で、過去に表彰実績があるボランティア活動も対象とする。2023年4月1日以降の案件で適用する。現在のボランティア活動の加点は、2カ月に1回の頻度で清掃などを実施することが必要だが、今回の対象拡大で、例えば年1回のボランティア活動でも表彰対象となった活動であれば加点対象になる。
表彰は感謝状を含む。国(大臣表彰)、愛知県(知事表彰)、名古屋市長表彰のいずれかで実績があり、表彰対象となったボランティア活動を市内で本年度内に行った実績がある場合に対象となる。団体が既に表彰を受けている場合は、入札参加者が団体に加入した時点で対象になる。
財政局によると、市長表彰の対象が多いが、一部団体で大臣表彰、知事表彰があるという。
ボランティア活動の対象拡大は、市内の地域貢献活動を後押しする狙いがある。
提供:建通新聞社