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滋賀産業新聞
2022/10/07

【滋賀】県立総合病院 新放射線治療棟の建設

 県立総合病院は、守山市にある同病院内敷地にある放射線治療棟について、建物の老朽化が進んでおり、既存建物の隣に新しく放射線治療棟を建設する。
 早ければ年明けにも、建築・電気設備・機械設備の3案件で工事発注を行い、建築工事は、制限付き一般競争入札(総合評価方式)、電気設備工事・機械設備工事は、事後審査型一般競争入札で公告する。
 工事期間は、約12ヵ月間を予定。
 新しく建設される放射線治療棟の建物規模は、RC造平屋建、約900平方bで、既存の放射線治療棟については、今のところ解体予定は無く、新放射線治療棟への引っ越しや利活用も含めて検討していく。
 県立総合病院は、守山市守山5丁目4―30に位置し、敷地面積6万9010平方bで、同病院では、そのほかに新館A病棟の外壁等改修工事(地下1階〜12階)と、空調設備改修(電気設備、給排水冷暖房)工事も計画しており、外壁改修工事は、22年度から24年度の3ヵ年で分割施工。空調設備改修工事(4階〜12階)については、22年度から23年度の、2ヵ年で施工する。
 また、看護職員宿舎の屋根・屋上防水改修工事や、新館A他のトイレ改修工事も予定しており、近く事後審査型一般競争入札で工事発注する見通し。
 新しく建設される放射線治療棟の設計は、内藤建築事務所(京都市左京区)が担当している。

提供:滋賀産業新聞