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　射水市は、県が富山高岡広域都市計画の市街化区域と市街化調整区域の区域区分（通称・線引き）を見直す方針を示したことを受け、市内部で変更希望個所を検討の上、２０２３年３月をめどに県に提出する。
　市では、総合計画や都市計画マスタープランとの整合を図りながら、区画整理事業や民間開発が確実であり、概ね１０年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域について検討する。検討にあたっては、「都市計画区域土地利用調査業務委託」が１９日に指名競争入札される。土地利用の実態や過去の農業投資歴などの資料を取りまとめる。委託期間は２０２３年３月１５日まで。
　県は富山高岡広域都市計画区域マスタープランの見直し作業を、今年度から２０２３年度までの２カ年で進める方針で、関係する富山、高岡、射水の３市に照会するなど調整しながら区域区分の変更作業に取り組む。３市の変更希望個所を基に、２３年度以降に北陸地方整備局、北陸農政局など関係機関と調整し、その後、都市計画決定案の公告、都市計画審議会などの法定手続きをとる。